Linux/Unix

2025.12.13

公式ドキュメント

概要

Linux/Unix の基本コマンドは、ファイル操作、検索、プロセス確認、権限、ネットワーク確認に分けて覚えると整理しやすくなります。このチートシートでは、ターミナルでよく使うコマンドと、誤操作しやすい削除・強制終了・管理者権限の注意点をまとめます。

最初に覚える最小セット

コマンド用途
pwd / ls -la現在地とファイル一覧を確認
cd <dir>ディレクトリを移動
cat / less / tail -fファイル内容やログを確認
grep -r "pattern" .文字列を検索
ps aux / topプロセスを確認
chmod +x <file>実行権限を付ける
ss -tuln待受ポートを確認

削除や権限変更の前には、必ず pwdls で対象ディレクトリを確認しますrm -rsudokill -9 は影響が大きいため、まず確認系コマンドで状態を見ます。

ファイル操作

コマンド説明
lsファイル一覧を表示
ls -la詳細表示(隠しファイル含む)
cd <dir>ディレクトリ移動
pwd現在のディレクトリを表示
mkdir <dir>ディレクトリ作成
mkdir -p <path>親ディレクトリも同時に作成
rm <file>ファイル削除
rm -r <dir>ディレクトリを再帰的に削除
cp <src> <dest>ファイルをコピー
cp -r <src> <dest>ディレクトリをコピー
mv <src> <dest>ファイルを移動/リネーム
touch <file>空ファイルを作成
cat <file>ファイル内容を表示
less <file>ファイルをページ表示
head <file>先頭10行を表示
tail <file>末尾10行を表示
tail -f <file>リアルタイムで末尾を表示

ポイント: tail -fはログのリアルタイム監視に必須。サーバーのトラブルシューティングでまず使うコマンドです。

ファイル検索

コマンド説明
find . -name "*.txt"名前でファイル検索
find . -type fファイルのみ検索
find . -type dディレクトリのみ検索
grep "pattern" <file>パターンで検索
grep -r "pattern" .再帰的に検索
grep -i "pattern" <file>大文字小文字を区別しない

実践メモ: findとgrepの組み合わせが強力。find . -name "*.log" | xargs grep "error"で大量ファイルから一括検索できます。

プロセス管理

コマンド説明
psプロセス一覧
ps auxすべてのプロセスを詳細表示
topリアルタイムでプロセス表示
htop拡張版top
kill <pid>プロセスを終了
kill -9 <pid>強制終了
killall <name>名前でプロセス終了

注意: kill -9(SIGKILL)は強制終了で、プロセスがクリーンアップ処理を実行できません。まずkill(SIGTERM)を試し、それでも停止しない場合のみ-9を使いましょう。

権限

コマンド説明
chmod 755 <file>権限を変更
chmod +x <file>実行権限を追加
chown user:group <file>所有者を変更
sudo <command>管理者権限で実行

ポイント: パーミッションは3桁の数値で表現。755は「所有者:読書実行、グループ:読実行、他者:読実行」。644は「所有者:読書、他:読のみ」です。

注意: rm -rは再帰的削除で取り消しできません。ワイルドカードと組み合わせる場合は特に慎重に。rm -riで確認プロンプト付きにすると安全です。

実践メモ: ss -tulnで開いているポートを確認できます。「このポート何が使ってる?」を調べるときの定番コマンドです。

ネットワーク

コマンド説明
ping <host>接続確認
curl <url>HTTPリクエスト
wget <url>ファイルダウンロード
ss -tuln開いているポートを表示
ip addrIPアドレスを表示

まとめ

Linux コマンドは、現在地確認、対象確認、実行の順番を守るだけで誤操作を大きく減らせます。特に rm -rsudochmodchownkill -9 は、実行前に対象と影響範囲を確認してください。

コマンドの細かいオプションは OS やディストリビューションで差が出ます。迷った場合は man <command> と公式 man ページを確認します。

参考リソース

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