何を見るべきか
AI時代の個人開発では、作る速度より「公開できる形に整理する力」が重要です。
AIでコードは作りやすくなりましたが、使う人、解決する問題、README、デプロイ、改善履歴がなければ成果物として弱くなります。
結論からいうと、最初に作るべきなのは機能が多いアプリではありません。一人の具体的な困りごとを、一つの主要機能で解決し、他の人が試せるURLまで用意した小さな成果物です。
企画を始める前に、要件定義の基本で「誰の、どの問題を、どこまで解決するか」を一文にします。機能を減らす判断には、MVPの考え方が役立ちます。

ロードマップ
| 段階 | やること |
|---|---|
| アイデア | 誰の何を解決するか決める |
| MVP | 最小機能だけ作る |
| GitHub | READMEと変更履歴を残す |
| 公開 | NetlifyやVercelなどで公開する |
| 改善 | フィードバックを見て直す |
たとえば「学校の課題期限を忘れる」という問題なら、最初のMVPは課題名と期限を登録し、期限順に表示するところまでで十分です。ログイン、通知、共有機能は、利用者の反応を確認してから追加します。
各段階の完了条件は次のように決めます。
- 問題を一文で説明できる
- 主要操作を最初から最後まで試せる
- GitHubにREADMEと変更履歴がある
- 公開URLを第三者が開ける
- 一つ以上の改善理由を記録している
初めてGitHubへ送る場合は最初のpush実践、静的サイトの公開先を選ぶ場合はGitHub Pagesなどの公開方法を先に確認してください。
AIの使いどころ
AIには、要件整理、画面案、エラー調査、README改善、テスト観点の洗い出しを依頼できます。
一方で、最終的な仕様判断と公開責任は自分が持ちます。
AIへは一度に完成品を頼まず、「READMEから利用者と問題を抜き出す」「この機能の失敗条件を三つ挙げる」のように確認可能な単位で依頼します。公開後は、改善履歴をポートフォリオへ残す方法に沿って、何を見て、なぜ直したかを記録します。
まとめ
個人開発で評価されるのは、AIを使ったかどうかではありません。問題設定、実装、公開、改善を説明できることが重要です。