Java入門 #3 - 変数とデータ型

入門 | 10分 で読める | 2026.05.02

公式ドキュメント

今回やること

変数は、値を名前付きで保存する場所です。Javaでは、値を入れる時に型(データの種類)を指定します。

前提条件: Java入門 #2 - 最初のプログラム(Hello World)を終え、System.out.printlnで文字列を出力できること。

int age = 16;
double price = 1980.5;
String name = "Ada";
boolean isStudent = true;

intdoubleStringbooleanが型です。変数名はuserNamemaxCountのように、先頭を小文字、次の単語を大文字にするキャメルケースがよく使われます。

最小プログラムを動かす

新しいファイルをVariableExample.javaとして保存し、次を入力します。

public class VariableExample {
  public static void main(String[] args) {
    int score = 80;
    String name = "Ada";
    boolean passed = score >= 60;

    System.out.println(name + "の点数: " + score);
    System.out.println("合格: " + passed);
  }
}

ターミナルでコンパイルして実行します。

javac VariableExample.java
java VariableExample

よく使う型

入れる値
intふつうの整数int count = 10;
long大きい整数long id = 3_000_000_000L;
double小数double rate = 0.75;
booleantrue / falseboolean isOpen = true;
char1文字char grade = 'A';
String文字列String city = "Tokyo";

最初はintdoublebooleanStringを使えれば十分です。longの値には末尾にLfloatを使うなら末尾にfが必要です。

Javaには8つのプリミティブ型(byteshortintlongfloatdoublecharboolean)があります。Stringはプリミティブ型ではなく参照型です。今は「文字列を入れる型」と理解しておけば大丈夫です。

値を更新する

宣言した後に値を変える時は、型を書き直しません。

int count = 1;
count = count + 1;

final int MAX_COUNT = 100;
// MAX_COUNT = 200; // finalなので変更できない

finalは、後から変えてはいけない値に付けます。定数名はMAX_COUNTのように大文字とアンダースコアで書く慣例があります。

成功確認

最小プログラムを実行し、次のように表示されれば成功です。

Adaの点数: 80
合格: true

score50に変えてもう一度実行し、合格: falseになることも確認してください。

よくあるつまずき

文字列をシングルクォートで囲む

'A'は1文字のchar"Ada"は文字列のStringです。String name = 'Ada';はコンパイルできません。

値を入れる前の変数を使う

ローカル変数は、値を入れてから使う必要があります。

int score;
// System.out.println(score); // コンパイルエラー
score = 80;

charの初期値を実NUL文字で書く

NULは見えない制御文字なので、ソースへ直接入れません。NUL文字を表す必要がある時は、Javaのエスケープ表記で'\0'と書きます。通常の学習では文字を入れた'A'を使えば十分です。

練習

自分の名前、学年、好きな教科、部活に所属しているかを変数に入れ、System.out.printlnで一行ずつ表示してください。数字を使う値にはint、はい・いいえにはbooleanを選びます。

次のステップ

Java入門 #4 - 演算子(算術・比較・論理)で、変数を使った計算や条件判定を学びます。

参考リソース

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