JavaScript入門 #3 - 変数letとconst

入門 | 10分 で読める | 2026.06.14

公式ドキュメント

このシリーズについて

「JavaScript入門」第3回です。今回は、値に名前を付けて使うための変数を扱います。

変数とは

変数は、値に名前を付けて後から使えるようにする仕組みです。

const userName = "山田";
console.log(userName);

JavaScriptの変数は、まず const を基本にし、あとで値を変える必要がある場合だけ let を使います。

Step 1: constで値を保持する

変更しない値は const で宣言します。

const price = 1200;
const taxRate = 0.1;

console.log(price);
console.log(taxRate);

const は「定数」というより、「再代入しない変数」と考えると理解しやすいです。

Step 2: letで値を更新する

あとから値を変える必要がある場合は let を使います。

let count = 0;

count = count + 1;
console.log(count);

count = count + 1;
console.log(count);

出力は 12 の順になります。

Step 3: constに再代入するとどうなるか

const に別の値を入れ直すとエラーになります。

const score = 80;
score = 90;

実行すると、次のようなエラーが出ます。

TypeError: Assignment to constant variable.

このエラーは、const で宣言した変数に再代入した時に出ます。

Step 4: 命名ルールを確認する

変数名は、何を表す値なのかが分かる名前にします。

良い例避けたい例理由
userNamex意味が分かる
totalPriceprice2役割が分かる
isLoggedInflag真偽値だと分かる

JavaScriptでは、複数単語の変数名に camelCase をよく使います。

const firstName = "Taro";
const totalPrice = 1500;
const isActive = true;

varはなぜ避けるのか

古いJavaScriptでは var が使われていました。しかし、var はスコープの挙動が分かりにくく、入門段階では使わない方が安全です。

var oldStyle = "古い書き方";

新しく書くコードでは、原則として constlet を使います。

注意: 古い記事やサンプルコードには var が残っています。読むことはありますが、最初に覚える書き方ではありません。

練習

variables.js を作り、次の値を変数に入れて出力します。

const itemName = "ノート";
const price = 180;
let quantity = 2;

console.log(itemName);
console.log(price * quantity);

quantity = 3;
console.log(price * quantity);

出力が ノート360540 になれば成功です。

よくあるエラー

エラーよくある原因確認する場所
Identifier has already been declared同じ名前を再宣言した変数名が重複していないか
Assignment to constant variableconst に再代入したlet が必要な値か
ReferenceError宣言前の変数を使った変数宣言の位置

次のステップ

JavaScript入門 #4 - データ型とtypeof で、文字列・数値・真偽値などの型を確認します。

まとめ

変数は、値に名前を付けて扱いやすくする仕組みです。JavaScriptでは const を基本にし、値を更新する必要がある時だけ let を使います。var は古いコードを読むために知っておけば十分です。

参考リソース

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