apexドメインとは、example.com のようにサブドメインを付けないドメイン名です。www.example.com は www というサブドメインです。
一言でいうと
example.com と www.example.com は別のホスト名なので、Webサイトではどちらを正規URLにするか決めてリダイレクトで統一します。
まず比較
| 表記 | 呼び方 | 意味 |
|---|---|---|
example.com | apexドメイン、ルートドメイン | サブドメインなし |
www.example.com | wwwサブドメイン | www を付けたホスト名 |
blog.example.com | サブドメイン | ブログなど別用途 |
api.example.com | サブドメイン | APIなど別用途 |
example.com と www.example.com は見た目が似ていますが、DNS上は別々に設定します。
なぜ統一するのか
両方で同じページが表示されると、利用者には問題なく見えても、運用上は混乱します。
- アクセス解析が分かれる
- Cookieの扱いが複雑になる
- 外部リンクが分散する
- 検索エンジンから重複URLに見える場合がある
- HTTPS証明書の対象を考える必要がある
そのため、どちらかを正規URLとして決め、もう片方から301リダイレクトします。
どちらを選ぶか
| 正規URL | 向いている場合 |
|---|---|
https://example.com/ | 短く見せたい、現代的な印象にしたい |
https://www.example.com/ | 伝統的なWebサイト表記にしたい、サブドメイン運用と分けたい |
どちらが絶対に正しいというより、運用で統一できることが重要です。
DNS設定の違い
www.example.com はCNAMEでホスティング先へ向けやすいです。
www.example.com. CNAME example-hosting.example.net.
一方、example.com はapexドメインなので、Aレコード、AAAAレコード、ALIAS、ANAME、またはホスティングサービス指定の設定を使います。
example.com. A 203.0.113.10
HTTPS証明書も両方考える
example.com と www.example.com の両方を使う場合、証明書も両方を対象にする必要があります。
| URL | 証明書に必要な名前 |
|---|---|
https://example.com/ | example.com |
https://www.example.com/ | www.example.com |
ホスティングサービスでは、両方をドメイン設定に登録すると自動で証明書を発行してくれる場合があります。
よくある誤解
| 誤解 | 実際 |
|---|---|
| wwwあり・なしは同じ | DNS上は別のホスト名です |
| 両方表示できれば問題ない | 正規URLを決めないと運用がぶれます |
| apexにも必ずCNAMEを置ける | 標準DNSでは制約があります |
| 片方の証明書があればもう片方もHTTPSになる | 証明書の対象名が必要です |
まとめ
apexドメインは example.com、wwwサブドメインは www.example.com です。Webサイトではどちらを正規URLにするか決め、DNS、HTTPS証明書、301リダイレクトを合わせて設定します。