apexドメインとwwwサブドメインの違い

入門 | 9分 で読める | 2026.06.16

公式ドキュメント

apexドメインとは、example.com のようにサブドメインを付けないドメイン名です。www.example.comwww というサブドメインです。

一言でいうと

example.comwww.example.com は別のホスト名なので、Webサイトではどちらを正規URLにするか決めてリダイレクトで統一します。

まず比較

表記呼び方意味
example.comapexドメイン、ルートドメインサブドメインなし
www.example.comwwwサブドメインwww を付けたホスト名
blog.example.comサブドメインブログなど別用途
api.example.comサブドメインAPIなど別用途

example.comwww.example.com は見た目が似ていますが、DNS上は別々に設定します。

なぜ統一するのか

両方で同じページが表示されると、利用者には問題なく見えても、運用上は混乱します。

  • アクセス解析が分かれる
  • Cookieの扱いが複雑になる
  • 外部リンクが分散する
  • 検索エンジンから重複URLに見える場合がある
  • HTTPS証明書の対象を考える必要がある

そのため、どちらかを正規URLとして決め、もう片方から301リダイレクトします。

どちらを選ぶか

正規URL向いている場合
https://example.com/短く見せたい、現代的な印象にしたい
https://www.example.com/伝統的なWebサイト表記にしたい、サブドメイン運用と分けたい

どちらが絶対に正しいというより、運用で統一できることが重要です。

DNS設定の違い

www.example.com はCNAMEでホスティング先へ向けやすいです。

www.example.com.  CNAME  example-hosting.example.net.

一方、example.com はapexドメインなので、Aレコード、AAAAレコード、ALIAS、ANAME、またはホスティングサービス指定の設定を使います。

example.com.  A  203.0.113.10

HTTPS証明書も両方考える

example.comwww.example.com の両方を使う場合、証明書も両方を対象にする必要があります。

URL証明書に必要な名前
https://example.com/example.com
https://www.example.com/www.example.com

ホスティングサービスでは、両方をドメイン設定に登録すると自動で証明書を発行してくれる場合があります。

よくある誤解

誤解実際
wwwあり・なしは同じDNS上は別のホスト名です
両方表示できれば問題ない正規URLを決めないと運用がぶれます
apexにも必ずCNAMEを置ける標準DNSでは制約があります
片方の証明書があればもう片方もHTTPSになる証明書の対象名が必要です

まとめ

apexドメインは example.com、wwwサブドメインは www.example.com です。Webサイトではどちらを正規URLにするか決め、DNS、HTTPS証明書、301リダイレクトを合わせて設定します。

参考リソース

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