クライアントとは、サーバーに対してリクエストを送る側の端末やアプリのことです。
Web開発では、ブラウザやスマホアプリがクライアントになることが多いです。
クライアントとは
クライアントは、サービスを使う側です。
たとえば、あなたがブラウザでWebサイトを開く時、ブラウザはサーバーに「このページをください」とリクエストを送ります。
そのリクエストに対して、サーバーがHTMLやデータを返します。
サーバーとの違い

クライアントとサーバーは、役割が違います。
| 用語 | 役割 |
|---|---|
| クライアント | リクエストを送る側 |
| サーバー | リクエストを受け取り、結果を返す側 |
レストランで例えると、注文するお客さんがクライアント、注文を受けて料理を出す厨房がサーバーです。
クライアントの例
クライアントには次のようなものがあります。
- Webブラウザ
- スマホアプリ
- デスクトップアプリ
- APIを呼び出す別のサーバー
- curlなどのコマンド
人が直接使うものだけでなく、プログラムが別のサーバーに通信する場合もクライアントと呼ばれます。
Web開発での流れ
Webアプリでは、よく次の流れになります。
- ユーザーがボタンを押す
- クライアントがAPIへリクエストを送る
- サーバーが処理する
- サーバーがレスポンスを返す
- クライアントが画面を更新する
この流れを理解すると、フロントエンドとバックエンドの関係が見えやすくなります。
初心者が混乱しやすい点
「クライアント」は人間そのものではなく、通信するソフトウェアや端末を指すことが多いです。
たとえば、同じユーザーでも、ブラウザからアクセスすればブラウザがクライアントです。スマホアプリからアクセスすればスマホアプリがクライアントです。
同じコンピューター内でも、役割で決まります。開発中のブラウザがlocalhostの開発サーバーへ依頼する場合、ブラウザがクライアント、待ち受けるプログラムがサーバーです。
また、あるプログラムが常にクライアントとは限りません。バックエンドAはブラウザからの依頼にはサーバーとして応え、外部API Bへ依頼するときはBに対するクライアントになります。
成功例と失敗例
APIエラーを調べるとき、成功例は「クライアントが何を送ったか」と「サーバーが何を返したか」を分けて確認することです。
Client request: POST /api/todos
Server response: 400 Bad Request
失敗例は、画面にエラーが見えただけで「サーバーが壊れた」と決めることです。クライアント側の入力形式や表示処理に原因がある場合もあります。
確認問題
サーバーAが天気API Bへデータを取りに行くとき、Aはどちらの役割でしょうか。Bとの通信では、リクエストを送るAがクライアントです。
まとめ
クライアントは、サーバーへリクエストを送る側です。Web開発では、ブラウザやスマホアプリがクライアントになり、サーバーから受け取ったデータを使って画面を表示します。
サーバー側の処理はバックエンドとは?、HTTPの依頼を読む練習はHTTPリクエスト読解を参照してください。
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