レイテンシとは、操作やリクエストをしてから、反応が返ってくるまでの遅れ時間です。
Webサイトの表示が遅い、APIの返事が遅い、オンラインゲームで操作が遅れて反映される。こうした時に関係する用語です。
レイテンシとは

レイテンシは、簡単に言うと「待ち時間」です。
たとえば、ボタンを押してから画面が切り替わるまでに2秒かかるなら、その待ち時間がユーザー体験に影響します。
数値としては、ミリ秒で表されることが多いです。
レスポンス時間との関係
レイテンシは、レスポンス時間と近い意味で使われることがあります。
厳密には文脈によって違いがありますが、初心者のうちは「反応が返ってくるまでの遅さ」と理解しておけば十分です。
レイテンシが大きいと何が困るか
レイテンシが大きいと、ユーザーはサービスを使いにくく感じます。
- ページ表示が遅い
- ボタンを押しても反応がないように見える
- 検索結果がなかなか出ない
- チャットやゲームで遅れを感じる
- API連携が全体的に遅くなる
特にスマホでは、少しの遅さでも離脱につながることがあります。
レイテンシが発生する原因
レイテンシの原因は一つではありません。
- ユーザーとサーバーの距離が遠い
- ネットワークが混雑している
- サーバーの処理が遅い
- データベースの検索が重い
- 画像やJavaScriptが大きい
どこが遅いのかを分けて考えることが大切です。
改善の考え方
改善するには、まず測定します。
- ブラウザの開発者ツールで確認する
- APIの応答時間を見る
- サーバーのログを見る
- 画像サイズを小さくする
- キャッシュを使う
- 不要な処理を減らす
感覚で「遅い」と判断するのではなく、数値で見る習慣をつけましょう。
Throughputとの違い
Latencyは1件が返るまでの時間、throughputは1秒間などに処理できる件数です。1件は50msで返っても同時に10件しか扱えない場合と、1件200msでも同時に多く扱える場合があります。
成功例は、ブラウザ→network→server→DBの区間を分け、平均だけでなく遅い側のp95も確認することです。失敗例は、画面全体が遅いだけでDBが原因と決めることです。
確認問題
1件のAPI応答が100msから50msになった変化はlatency改善です。1秒に処理できる件数が100から200へ増えた変化はthroughput改善です。
まとめ
レイテンシは、リクエストしてから反応が返ってくるまでの遅れです。初心者は、ページ表示やAPI応答の待ち時間として理解し、まず測定してから改善する流れを覚えましょう。
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