ファイルとパスの基本とは、コードや画像や設定ファイルが「どこにあり、どう参照されるか」を理解することです。
一言でいうと
プログラミングでは、ファイルの中身だけでなく、ファイルの置き場所と名前が動作に影響します。
ファイルとフォルダ
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ファイル | 実際のデータ。例: index.html, main.js |
| フォルダ | ファイルをまとめる入れ物 |
| プロジェクトフォルダ | 1つの作品やアプリをまとめる親フォルダ |
Web制作では、HTML、CSS、JavaScript、画像を別ファイルとして管理します。
my-site/
index.html
styles.css
main.js
images/
logo.png
このように、何をどこに置くかを整理すると、後から修正しやすくなります。
拡張子とは
拡張子は、ファイル名の末尾に付く種類の目印です。
| 拡張子 | 主な意味 |
|---|---|
.html | HTML文書 |
.css | スタイルシート |
.js | JavaScript |
.md | Markdown |
.json | JSONデータ |
.png / .jpg | 画像 |
拡張子が間違っていると、エディタやブラウザが正しく認識できないことがあります。
パスとは
パスは、ファイルの場所を表す文字列です。
| 種類 | 例 | 意味 |
|---|---|---|
| 相対パス | ./main.js | 今いる場所から見た位置 |
| 絶対パス | /Users/name/project/main.js | ルートから見た位置 |
| URLパス | /images/logo.png | Web上の位置 |
初心者が最初に使うのは相対パスです。
HTMLからCSSやJSを読む例
index.html と同じフォルダに styles.css と main.js がある場合は、次のように書きます。
<link rel="stylesheet" href="./styles.css">
<script src="./main.js"></script>
images フォルダの中の画像を読む場合は、次のように書きます。
<img src="./images/logo.png" alt="ロゴ">
よくあるつまずき
| 症状 | よくある原因 |
|---|---|
| CSSが効かない | href のパスが違う |
| JavaScriptが動かない | src のパスやファイル名が違う |
| 画像が表示されない | 画像フォルダの位置が違う |
| GitHub Pagesでだけ壊れる | ルートパスと相対パスを混同 |
注意: ファイル名の大文字・小文字は環境によって区別されます。Logo.png と logo.png は同じとは限りません。
よくある誤解
| 誤解 | 実際 |
|---|---|
| ファイル名は何でもよい | 読み込み側の名前と一致する必要がある |
| 拡張子は見た目だけ | ツールの認識に影響する |
| フォルダは後から考えればよい | 最初から整理すると迷いが減る |
| 絶対パスの方が安全 | 公開環境では相対パスの方が扱いやすい場合が多い |
まとめ
ファイル、フォルダ、拡張子、パスは、すべてのプログラミング学習の土台です。コードが正しくても、ファイル名や置き場所が違うだけで動きません。エラーが出た時は、まず場所と名前を確認します。