SSRが必要になるページ、不要なページ

入門 | 8分 で読める | 2026.07.10

公式ドキュメント

まず結論

SSRは、アクセス時にサーバでHTMLを作る必要があるページで使います。

すべてのページをSSRにする必要はありません。会社概要、ブログ、ドキュメントのようなページはSSGで十分なことが多いです。

SSRが向いているページ

SSRが必要になりやすいのは、リクエストごとに内容が変わるページです。

例:

  • ログイン後のマイページ
  • ユーザーごとのダッシュボード
  • 在庫や価格が頻繁に変わる商品ページ
  • 検索条件に応じた一覧
  • Cookieや認証状態で表示が変わるページ

このようなページは、ビルド時にHTMLを作り切れません。

SSGで十分なページ

SSGが向いているのは、事前にHTMLを作れるページです。

例:

  • ブログ記事
  • 用語解説
  • 会社概要
  • 料金ページ
  • ドキュメント
  • よくある質問

更新時にビルドし直せばよいページは、SSGでシンプルに配信できます。

判断基準

質問yesなら
ユーザーごとに内容が変わるかSSR候補
認証が必要かSSRまたはCSR候補
秒単位で最新性が必要かSSR/API候補
SEOにHTMLが必要かSSRまたはSSG
事前に全ページを作れるかSSG候補
CDNでキャッシュしやすいかSSG候補

まずは、ページごとに考えます。

SSRのコスト

SSRには利点がありますが、コストもあります。

  • サーバ実行環境が必要
  • リクエストごとに処理が走る
  • キャッシュ設計が必要
  • サーバエラーの可能性がある
  • デプロイ構成が複雑になる

静的サイトで済むページまでSSRにすると、運用が重くなることがあります。

CSRとの関係

ログイン後の管理画面などは、CSRでも作れます。

最初にHTMLの土台を配り、ブラウザ側でAPIを呼んで画面を作ります。

HTML shell
  -> JS
  -> API
  -> render

SEOが重要でない管理画面では、CSRが現実的なこともあります。

よくある設計

ページ向いている方式
トップページSSG
ブログ記事SSG
商品詳細SSG / ISR / SSR
検索結果SSR / CSR
マイページSSR / CSR
管理画面CSR

ポイント: SSRは万能な高級機能ではなく、リクエスト時にHTMLを作る必要がある時の選択肢です。

まとめ

SSRは、ユーザーごとに変わる、認証状態で変わる、アクセス時点の最新データが必要なページに向いています。

事前にHTMLを作れるページは、SSGの方が速く、安く、運用しやすいことが多いです。

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