独自ドメインをホスティングサービスに接続する流れ

入門 | 13分 で読める | 2026.06.16

公式ドキュメント

今回やること

この記事では、独自ドメインをホスティングサービスに接続する一般的な流れを確認します。

独自ドメイン接続では、ホスティング側にドメインを登録し、DNS側で指定されたレコードを設定し、HTTPSまで確認します。

前提条件

  • ドメインを取得済み
  • Webサイトをホスティングサービスへデプロイ済み
  • DNSレコードを編集できる
  • 本番ドメインでは、変更前の設定を控えておく

ここでは example.com を例にします。実際の値は、利用しているホスティングサービスの画面で確認してください。

Step 1: ホスティング側にドメインを追加する

まず、ホスティングサービスのプロジェクト設定で独自ドメインを追加します。

追加する候補:

example.com
www.example.com

多くのサービスでは、ドメインを入力すると必要なDNSレコードが表示されます。

Step 2: DNSレコードを設定する

ホスティング側が案内する値に従ってDNSを設定します。

よくある例:

ホスト名種類
@A203.0.113.10
wwwCNAMEexample-hosting.example.net

@ はDNS管理画面でapexドメインを表す記号として使われることがあります。サービスによって表記が違うため、画面の説明を確認します。

Step 3: 所有確認を完了する

ホスティングサービスによっては、TXTレコードで所有確認を求められます。

example.com.  TXT  "hosting-verification=xxxxx"

TXTレコードを追加した後、ホスティング側で再確認を実行します。

Step 4: DNS反映を確認する

DNSが正しく返るか確認します。

dig example.com A
dig www.example.com CNAME

Windowsでは nslookup を使えます。

nslookup example.com
nslookup www.example.com

別のDNSサーバーでも見ます。

dig @1.1.1.1 example.com A
dig @8.8.8.8 example.com A

Step 5: HTTPS証明書を待つ

DNSが正しく向くと、ホスティングサービスがHTTPS証明書を自動発行することがあります。

確認すること:

  • example.comwww.example.com の両方を登録しているか
  • 証明書発行が完了しているか
  • HTTPSで警告が出ないか

Step 6: ブラウザとcurlで確認する

ブラウザで開きます。

https://example.com/
https://www.example.com/

curlでも確認します。

curl -I https://example.com
curl -I https://www.example.com

200301308 など、想定したステータスが返るかを見ます。

よくあるエラー

エラーよくある原因確認すること
ドメイン未確認TXTやCNAMEの設定先が違う現在のネームサーバー
DNSは合っているが表示されないホスティング側にドメイン未登録プロジェクト設定
HTTPS証明書が出ないDNS反映待ち、対象名漏れ証明書の対象
wwwだけ表示されないwww のCNAME漏れDNSレコード
apexだけ表示されないA/ALIAS/ANAME設定漏れサービス指定値

学習用と本番用の違い

学習ではテスト用ドメインで試すのが安全です。本番ドメインでは、変更前のDNSレコードを控え、作業時間、戻し方、影響範囲を決めてから変更します。

本番ドメインのDNS変更は、Web表示だけでなくメールや外部サービスにも影響する場合があります。

まとめ

独自ドメイン接続では、ホスティング側でドメインを追加し、DNS側で指定レコードを設定し、所有確認、HTTPS証明書、ブラウザ表示、curl応答を確認します。表示されない時は、DNS設定先とホスティング登録の両方を見ます。

参考リソース

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