DevTools Network の見方:表示が遅い・APIが失敗する時の確認手順

入門 | 10分 で読める | 2026.07.09

公式ドキュメント

今回やること

この記事では、DevToolsのNetworkパネルを使って、ページ読み込みやAPI通信を確認します。

Networkは「ブラウザが何を取りに行き、何に失敗したか」を見る場所です。

Step 1: Networkを開いてリロードする

Chromeでページを開き、DevToolsを表示します。

Cmd/Ctrl + Shift + I

Networkタブを開いたら、ページをリロードします。

Cmd/Ctrl + R

Networkは、開いた後の通信を記録します。先にNetworkを開いてからリロードするのが基本です。

Step 2: 赤い行を見る

読み込みに失敗したリクエストは、赤く表示されることがあります。

見る項目:

  • Name
  • Status
  • Type
  • Size
  • Time

たとえば、画像が404なら次のように見えます。

logo.png   404   png   0 B

この場合、画像ファイルのパスや配置を確認します。

Step 3: Statusを見る

Statusは、HTTPの結果です。

Status意味
200成功
301/302リダイレクト
304キャッシュ利用
400リクエストが不正
401認証が必要
403権限がない
404見つからない
500サーバ内部エラー

まずは、失敗しているリクエストのStatusを見ます。

Step 4: Headersを見る

リクエストをクリックすると、詳細が表示されます。Headersでは、URLや送受信ヘッダーを確認できます。

見る項目:

  • Request URL
  • Request Method
  • Status Code
  • Response Headers
  • Request Headers

APIが失敗している時は、Request URLが正しいか、MethodがGETなのかPOSTなのかを確認します。

Step 5: Responseを見る

Responseタブでは、サーバから返ってきた中身を見られます。

JSON APIなら、エラーメッセージが返っていることがあります。

{
  "message": "token is expired"
}

画面には「通信に失敗しました」としか出ていなくても、Responseを見ると原因が書かれていることがあります。

Step 6: SizeとWaterfallを見る

表示が遅い時は、SizeとWaterfallを見ます。

確認すること:

  • 画像が大きすぎないか
  • JSやCSSが大きすぎないか
  • 外部CDNの読み込みが遅くないか
  • 同じファイルを何度も読んでいないか

画像が数MBある場合、最初の表示が遅くなる原因になります。

Step 7: フィルターを使う

Networkにはフィルターがあります。

フィルター見るもの
Fetch/XHRAPI通信
JSJavaScript
CSSCSS
Img画像
DocHTML

APIだけ見たい時は、Fetch/XHRに切り替えると探しやすくなります。

ポイント: Networkでは「どのURL」「何番のstatus」「返ってきた中身」をセットで見ます。

まとめ

DevTools Networkは、通信の事実を見る場所です。画面だけでは分からない404、500、CORS、画像の重さ、APIレスポンスを確認できます。

表示が遅い、画像が出ない、APIが動かない時は、まずNetworkを開いてリロードします。

次に読む記事

← 一覧に戻る
PR
PR
PR
PR