DevTools Waterfall の読み方:どこで遅くなっているか

入門 | 10分 で読める | 2026.07.10

公式ドキュメント

今回やること

NetworkのWaterfallは、通信の時間軸を表示する場所です。

Waterfallを見ると、何が遅いのか、どの順番で読み込まれているのかが分かります。

Step 1: Networkを開いてリロードする

DevToolsを開き、Networkタブを選びます。

Cmd/Ctrl + Shift + I

その後、ページをリロードします。

Cmd/Ctrl + R

Waterfall列に、各ファイルの読み込み時間が横棒で表示されます。

Step 2: 長い棒を探す

まずは、横に長いリクエストを探します。

よく遅くなるもの:

  • 大きい画像
  • 外部フォント
  • 外部スクリプト
  • API通信
  • リダイレクト

長い棒がある場合、そのリクエストをクリックして詳細を見ます。

Step 3: SizeとTimeを見る

同じ遅さでも原因は違います。

状態考え方
Sizeが大きいファイル自体が重い
Timeが長い通信や待ち時間が長い
Sizeは小さいが遅いサーバ応答や外部接続が遅い可能性

画像が数MBあるなら、まず画像最適化を考えます。

Step 4: Timingを見る

リクエストをクリックし、Timingを見ると内訳が分かります。

見る項目:

  • Queueing
  • Stalled
  • DNS Lookup
  • Initial connection
  • SSL
  • Waiting for server response
  • Content Download

すべてを暗記する必要はありません。まずは、どこが長いかを見ます。

Step 5: Waitingが長い場合

Waiting for server response が長い場合、サーバが返事をするまで時間がかかっています。

考えること:

  • API処理が重い
  • DBが遅い
  • 外部API待ち
  • サーバが遠い
  • キャッシュされていない

静的ファイルでは短く、動的APIでは長くなることがあります。

Step 6: Content Downloadが長い場合

Content Download が長い場合、返ってきたファイルのダウンロードに時間がかかっています。

考えること:

  • 画像が大きい
  • JavaScriptが大きい
  • CSSが大きい
  • 通信環境が遅い

この場合は、ファイルサイズ削減が効きやすいです。

Step 7: 順番を見る

Waterfallは、読み込み順も分かります。

たとえば、重要な画像が後ろの方で読み込まれていると、ファーストビューの表示が遅く感じます。

確認すること:

  • HTMLが先に読まれているか
  • CSSがブロックしていないか
  • 重要画像が遅れていないか
  • 外部スクリプトが先に詰まっていないか

実践メモ: Waterfallは「何が重いか」だけでなく「何が先に読まれているか」を見るための道具です。

まとめ

DevTools Waterfallでは、長いリクエスト、Size、Time、Timing、読み込み順を確認します。

表示が遅い時は、感覚で直す前に、Waterfallで画像、JS、CSS、API、外部リソースのどれが詰まっているかを見ます。

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