今回やること
この記事では、エラーが出た時に、何を見て、どう検索し、どう直すかを練習します。
エラー対応では、最初にエラー全文、ファイル名、行番号を確認します。
Step 1: エラーを読む場所を知る
エラーは実行場所によって表示される場所が違います。
| 実行場所 | エラーを見る場所 |
|---|---|
| ブラウザのJavaScript | DevToolsのConsole |
| Node.js | ターミナル |
| Java | ターミナルまたはIDE |
| Python | ターミナル |
まず、どこで実行しているかを確認します。
Step 2: エラーの3点を見る
次の3点を探します。
- エラーの種類
- メッセージ
- ファイル名と行番号
例:
TypeError: Cannot read properties of null
at main.js:5:10
この場合、main.js の5行目付近で、null の中身を読もうとしています。
Step 3: 最小コードで再現する
大きなコードのまま直そうとすると、原因が見えにくくなります。
悪い進め方:
- いきなり全体を貼り替える
- エラー文を読まずに検索する
- 何行も同時に変える
良い進め方:
- エラー行の前後を見る
- 直前の値を
console.logする - 1か所ずつ変更する
- 変更後にもう一度実行する
Step 4: 検索キーワードを作る
検索では、自分の文章だけでなく、エラーの重要部分を使います。
例:
JavaScript Cannot read properties of null querySelector
検索に入れるとよい情報:
- 言語名
- ライブラリ名
- エラー種類
- 重要なメッセージ
- 関連する関数名
個人情報、APIキー、社内コードは検索欄やAIツールに貼りません。
Step 5: 公式情報と日付を見る
検索結果を見る時は、次を確認します。
| 見るもの | 理由 |
|---|---|
| 公式ドキュメント | 正確な仕様を確認する |
| 更新日 | 古い情報を避ける |
| 対象バージョン | 自分の環境と合うか見る |
| 回答の前提 | OSやライブラリが違わないか見る |
注意: 検索結果のコードを意味が分からないまま貼ると、別のエラーやセキュリティ問題につながります。まず何を変えるコードか確認します。
よくあるエラーの読み方
| エラー | まず見ること |
|---|---|
SyntaxError | 括弧、クォート、カンマ |
ReferenceError | 変数名、宣言位置 |
TypeError | 値が null や undefined ではないか |
command not found | インストール、PATH、コマンド名 |
404 Not Found | URLやファイルパス |
次にやること
AIツールを使って学ぶ時の注意点 も合わせて読むと、AIにエラー相談する時の聞き方が整理できます。
まとめ
エラー文は、修正の手がかりです。エラー種類、メッセージ、行番号を確認し、最小コードで再現し、検索では言語名とエラーメッセージを組み合わせます。秘密情報は検索やAIツールに貼りません。