エラー文の読み方と検索方法

入門 | 12分 で読める | 2026.06.14

公式ドキュメント

今回やること

この記事では、エラーが出た時に、何を見て、どう検索し、どう直すかを練習します。

エラー対応では、最初にエラー全文、ファイル名、行番号を確認します。

Step 1: エラーを読む場所を知る

エラーは実行場所によって表示される場所が違います。

実行場所エラーを見る場所
ブラウザのJavaScriptDevToolsのConsole
Node.jsターミナル
JavaターミナルまたはIDE
Pythonターミナル

まず、どこで実行しているかを確認します。

Step 2: エラーの3点を見る

次の3点を探します。

  1. エラーの種類
  2. メッセージ
  3. ファイル名と行番号

例:

TypeError: Cannot read properties of null
    at main.js:5:10

この場合、main.js の5行目付近で、null の中身を読もうとしています。

Step 3: 最小コードで再現する

大きなコードのまま直そうとすると、原因が見えにくくなります。

悪い進め方:

  • いきなり全体を貼り替える
  • エラー文を読まずに検索する
  • 何行も同時に変える

良い進め方:

  • エラー行の前後を見る
  • 直前の値を console.log する
  • 1か所ずつ変更する
  • 変更後にもう一度実行する

Step 4: 検索キーワードを作る

検索では、自分の文章だけでなく、エラーの重要部分を使います。

例:

JavaScript Cannot read properties of null querySelector

検索に入れるとよい情報:

  • 言語名
  • ライブラリ名
  • エラー種類
  • 重要なメッセージ
  • 関連する関数名

個人情報、APIキー、社内コードは検索欄やAIツールに貼りません。

Step 5: 公式情報と日付を見る

検索結果を見る時は、次を確認します。

見るもの理由
公式ドキュメント正確な仕様を確認する
更新日古い情報を避ける
対象バージョン自分の環境と合うか見る
回答の前提OSやライブラリが違わないか見る

注意: 検索結果のコードを意味が分からないまま貼ると、別のエラーやセキュリティ問題につながります。まず何を変えるコードか確認します。

よくあるエラーの読み方

エラーまず見ること
SyntaxError括弧、クォート、カンマ
ReferenceError変数名、宣言位置
TypeError値が nullundefined ではないか
command not foundインストール、PATH、コマンド名
404 Not FoundURLやファイルパス

次にやること

AIツールを使って学ぶ時の注意点 も合わせて読むと、AIにエラー相談する時の聞き方が整理できます。

まとめ

エラー文は、修正の手がかりです。エラー種類、メッセージ、行番号を確認し、最小コードで再現し、検索では言語名とエラーメッセージを組み合わせます。秘密情報は検索やAIツールに貼りません。

参考リソース

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