今回やること
Pythonのエラー画面には、原因を探すための情報が書かれています。
Tracebackは失敗の通知ではなく、直す場所を教えてくれる地図です。
今回は、エラー文の読み方、行番号、エラー名、原因の見つけ方を練習します。
Tracebackとは
Tracebackは、Pythonが「どのファイルの何行目で止まったか」を表示する仕組みです。
print(message)
このコードを実行すると、message が作られていないためエラーになります。
NameError: name 'message' is not defined
NameError は、名前が見つからないという意味です。
まず見る場所
エラーが出たら、次の順番で見ます。
- 一番下のエラー名
- 一番下のエラーメッセージ
- 自分が書いたファイル名
- 行番号
エラー文を上から全部読む必要はありません。最初は一番下から見ます。
よくあるエラー
| エラー | よくある原因 | 見る場所 |
|---|---|---|
NameError | 変数名や関数名の間違い | スペル |
SyntaxError | 文法の書き間違い | 直前の行 |
TypeError | 値の種類が合わない | 足し算や関数の引数 |
IndentationError | 字下げが違う | 空白の数 |
動作確認
次のコードを実行して、エラー名を読んでください。
score = "80"
result = score + 20
print(result)
文字列と数値をそのまま足しているため、TypeError になります。
練習
- わざと
NameErrorを出す - わざと
SyntaxErrorを出す - エラー名をメモする
- 行番号を見て直す
次のステップ
エラーを読めるようになると、Pythonのprintとinput の練習が進めやすくなります。