仮説検証とは

仮説検証とは、「たぶんこうすれば良くなる」という仮説を立て、実際に試して確かめることです。
作る前に仮説を置くと、思いつきだけで機能を増やすことを避けられます。
アプリ制作での例
仮説: 学習時間を見える化すれば、継続しやすくなる。
検証: 1週間、学習時間記録アプリを使ってもらう。
確認: 入力が続いたか、振り返りに役立ったかを見る。
仮説は、正解でなくても構いません。外れたら学びになります。
よくある仮説
| 仮説 | 確認方法 |
|---|---|
| ボタンを大きくすると使いやすい | 迷わず押せるか見る |
| 入力項目を減らすと続く | 入力完了率を見る |
| 通知があると忘れない | 使用頻度を見る |
初心者が注意すること
最初から大きく作りすぎると、何が良かったのか分かりません。1つの仮説につき、1つの変更に絞ると検証しやすくなります。
仮説から次の判断まで
学習記録アプリで入力が続かないとします。
観察: 5項目の入力途中でやめる人がいる
仮説: 必須項目を2つに減らすと完了しやすい
変更: 科目と時間だけを必須にする
指標: 入力を開始した人の完了割合
結果: 10件中4件から10件中8件へ変化
次: 対象を増やして再確認する
成功例は、変更前に仮説と指標を決め、他の条件を大きく変えずに比較することです。失敗例は、色、項目、画面構成を同時に変え、何が影響したか分からなくなることです。
結果が変わらなくても失敗ではありません。「項目数が主な原因ではなかった」という情報を得られます。小さな人数の結果を全利用者へ断定せず、次の確認へ使います。
確認問題
「通知機能を付ければ毎日使うはず」という仮説は、どう確認できますか。通知あり・なしで一定期間の利用日数を比べるなど、観測できる指標を先に決めます。
まとめ
仮説検証は、作る前に考え、作った後に確かめる力です。IT学習では、機能追加の理由を説明できるようになります。
意見を仮説へ変える方法はフィードバックとは?、選択肢を決める方法は意思決定とは?を参照してください。
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