課題解決とは

課題解決とは、困っている状態を見つけ、より良い状態に近づけることです。
ITは、コードを書くこと自体が目的ではなく、誰かの困りごとを減らすために使う道具です。
課題の例
| 困りごと | ITでできること |
|---|---|
| 予定を忘れる | 通知つきTodo |
| 学習時間が見えない | 学習記録アプリ |
| 名簿検索が大変 | CSV検索ツール |
| 質問内容がまとまらない | 質問テンプレート |
小さな困りごとでも、課題として扱えます。
作る前に考えること
- 誰が困っているか
- 何に困っているか
- 今はどうしているか
- 作ると何が楽になるか
- 本当にアプリが必要か
最後の「本当に必要か」は重要です。メモで十分な問題もあります。
ポートフォリオでの使い方
「何を作ったか」より「どんな課題を見つけたか」を説明できると、成果物の価値が伝わりやすくなります。
現状と望む状態の差を測る
学校の提出忘れを例にします。
対象: 課題を複数抱える生徒
現状: 締切を別々の紙で管理し、月2回忘れる
望む状態: 直近の締切を1画面で確認できる
手段候補: 共有表、calendar、専用app
最小検証: 1週間、5件を一覧で管理する
結果: 忘れた件数と確認回数を比べる
成功例は、先に困りごとと望む変化を決め、IT以外の手段も比べることです。失敗例は「AIアプリを作りたい」から始め、誰の何が変わるか説明できないことです。
アプリを完成しても、困りごとが減ったとは限りません。利用状況や結果を確認し、手段を変える判断も含めて課題解決です。 確認期間と対象者も先に決めておきます。記録も残します。
確認問題
「検索機能を追加する」は課題でしょうか。これは手段です。「記事が多く、目的の記事へ到達できない」が課題候補です。
問題を具体化する方法は解像度が高いとは?、小さな効果確認は仮説検証とは?を参照してください。
まとめ
課題解決は、IT学習の中心です。まず困りごとを具体化し、必要最小限の機能で改善できるかを考えます。
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