まず結論
Lighthouseの指摘は、点数を上げる順ではなく、利用者への影響が大きい順に直します。 一度に全部を直さず、変更前後を同じ条件で比べます。

優先順位の目安
- ページが使えない原因:JavaScriptエラー、壊れた操作、重要なHTTPエラー
- 最初の表示を遅くする原因:LCP要素、レンダリングを止める処理、大きすぎる画像
- 読みにくさや操作不能:文字のコントラスト、フォームのラベル、キーボード操作
- 検索や共有の不足:タイトル、description、見出しの構造
スコアだけで「90点未満だから修正」と決めると、影響の小さい項目に時間を使うことがあります。
まずConsoleとNetworkを確認する
Consoleに実行時エラーがあれば、性能改善より先に直します。Networkでは失敗しているリクエスト、不要に大きい画像、遅く始まる主なリソースを確認します。Lighthouseの診断は仮説を出す道具で、実際の画面と通信を必ず見ます。
LCPと画像を扱う
LCPの対象が画像なら、表示サイズに合う画像か、最初の画面の画像をlazy loadingしていないか、widthとheightがあるかを確認します。LCPがテキストなら、画像を先に最適化しても主な問題は残ります。
アクセシビリティとSEOは個別に確認する
自動診断は入口です。アクセシビリティではキーボードだけで操作し、画像の代替テキストやフォームのラベルを確認します。SEOでは各ページの内容に合うタイトルと説明、意味のある見出しを確認します。
変更の記録
対象ページと画面幅:
困っている利用者の行動:
変更したこと:
変更前後の観測結果:
次に確認すること:
まとめ
Lighthouseの改善はスコア競争ではありません。使えない原因、最初の表示、操作しやすさ、検索性の順に見て、一つずつ実測で確かめます。
参考リソース
- Lighthouse performance scoring(Chrome for Developers)
- Lighthouse accessibility scoring(Chrome for Developers)