Lighthouseの指摘を直す優先順位

入門 | 8分 で読める | 2026.07.10

公式ドキュメント

まず結論

Lighthouseの指摘は、点数を上げる順ではなく、ユーザー体験に効く順に直します。

全部を一気に直そうとすると、時間がかかるわりに効果が薄いことがあります。

まずは、表示速度、画面のズレ、操作性、明確なエラーから見ます。

優先順位

おすすめの順番は次です。

  1. Consoleエラー
  2. LCP対象の重い要素
  3. 大きすぎる画像
  4. CLSの原因
  5. 操作を邪魔するJavaScript
  6. アクセシビリティの明確な欠落
  7. SEOの基本タグ
  8. 細かいBest Practices

Lighthouseの点数だけでなく、実際にユーザーが困るかで判断します。

Consoleエラーを先に見る

Consoleエラーがあるページは、動作が壊れている可能性があります。

例:

  • ボタンが動かない
  • フォームが送れない
  • JavaScriptが途中で止まる
  • 画像切り替えが動かない

Performanceより先に、機能として壊れていないかを確認します。

LCPを見ます

LCPは、ファーストビューの体感速度に影響します。

よくある原因:

  • トップ画像が重い
  • CSSやフォントが表示を邪魔している
  • サーバ応答が遅い
  • 重要画像がlazyになっている

トップ画像が原因なら、画像最適化がかなり効くことがあります。

画像サイズを直す

Lighthouseで画像関連の指摘が出たら、Networkでも確認します。

見ること:

  • 画像形式
  • 実ファイルサイズ
  • 表示サイズ
  • lazy loading
  • width/height

写真PNGや巨大JPEGは、優先して直しやすい改善です。

CLSを直す

画面が後からズレると、ユーザーは誤クリックしやすくなります。

原因:

  • 画像サイズ未指定
  • 広告枠が後から出る
  • フォント読み込みで文字幅が変わる
  • 上部バナーが後から挿入される

CLSは、速度というより安定性の問題です。

アクセシビリティ

Accessibilityの指摘は、明確なものから直します。

優先しやすいもの:

  • ボタン名がない
  • 画像altがない
  • labelがない
  • コントラスト不足
  • 見出し階層が不自然

これはSEOにもUXにも関係するため、軽視しない方がよいです。

SEO

SEOの基本指摘は、土台として直します。

見るもの:

  • title
  • description
  • canonical
  • robots
  • リンクテキスト
  • モバイル表示

SEO点数が高いから検索上位になるわけではありませんが、最低限の技術的問題をなくす意味があります。

実践メモ: Lighthouseは指摘一覧ではなく、優先順位を決める材料として使います。点数より、実際の画面で困る問題から直します。

まとめ

Lighthouseの指摘は、Consoleエラー、LCP、画像、CLS、JavaScript、アクセシビリティ、SEOの順に見ると判断しやすくなります。

100点を目指すより、ユーザーに見える遅さや壊れ方を先に直すのが実務的です。

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