まず結論
Lighthouseの指摘は、点数を上げる順ではなく、ユーザー体験に効く順に直します。
全部を一気に直そうとすると、時間がかかるわりに効果が薄いことがあります。
まずは、表示速度、画面のズレ、操作性、明確なエラーから見ます。
優先順位
おすすめの順番は次です。
- Consoleエラー
- LCP対象の重い要素
- 大きすぎる画像
- CLSの原因
- 操作を邪魔するJavaScript
- アクセシビリティの明確な欠落
- SEOの基本タグ
- 細かいBest Practices
Lighthouseの点数だけでなく、実際にユーザーが困るかで判断します。
Consoleエラーを先に見る
Consoleエラーがあるページは、動作が壊れている可能性があります。
例:
- ボタンが動かない
- フォームが送れない
- JavaScriptが途中で止まる
- 画像切り替えが動かない
Performanceより先に、機能として壊れていないかを確認します。
LCPを見ます
LCPは、ファーストビューの体感速度に影響します。
よくある原因:
- トップ画像が重い
- CSSやフォントが表示を邪魔している
- サーバ応答が遅い
- 重要画像がlazyになっている
トップ画像が原因なら、画像最適化がかなり効くことがあります。
画像サイズを直す
Lighthouseで画像関連の指摘が出たら、Networkでも確認します。
見ること:
- 画像形式
- 実ファイルサイズ
- 表示サイズ
- lazy loading
- width/height
写真PNGや巨大JPEGは、優先して直しやすい改善です。
CLSを直す
画面が後からズレると、ユーザーは誤クリックしやすくなります。
原因:
- 画像サイズ未指定
- 広告枠が後から出る
- フォント読み込みで文字幅が変わる
- 上部バナーが後から挿入される
CLSは、速度というより安定性の問題です。
アクセシビリティ
Accessibilityの指摘は、明確なものから直します。
優先しやすいもの:
- ボタン名がない
- 画像altがない
- labelがない
- コントラスト不足
- 見出し階層が不自然
これはSEOにもUXにも関係するため、軽視しない方がよいです。
SEO
SEOの基本指摘は、土台として直します。
見るもの:
- title
- description
- canonical
- robots
- リンクテキスト
- モバイル表示
SEO点数が高いから検索上位になるわけではありませんが、最低限の技術的問題をなくす意味があります。
実践メモ: Lighthouseは指摘一覧ではなく、優先順位を決める材料として使います。点数より、実際の画面で困る問題から直します。
まとめ
Lighthouseの指摘は、Consoleエラー、LCP、画像、CLS、JavaScript、アクセシビリティ、SEOの順に見ると判断しやすくなります。
100点を目指すより、ユーザーに見える遅さや壊れ方を先に直すのが実務的です。