ペアプログラミングの役割:ドライバーとナビゲーター

入門 | 8分 で読める | 2026.07.10

公式ドキュメント

ペアプログラミングは、二人が同じコードを眺めるだけの時間ではありません。役割を分け、短い間隔で交代しながら考えを共有する開発方法です。

二つの役割

役割主な仕事
ドライバー今必要なコードを入力し、直近の一手に集中する
ナビゲーター全体の方向、仕様、見落とし、次の一手を考える

ナビゲーターが命令し、ドライバーが作業する上下関係ではありません。二人で同じ問題を異なる距離から見ます。

声に出す内容

ドライバーは、操作を実況するのではなく意図を話します。

この条件を先に返して、正常系の入れ子を浅くします。

ナビゲーターは、答えを奪わず確認します。

nullの場合もこの関数へ来ますか?
この名前から戻り値の単位は分かりますか?

「なぜそうするか」が言葉になるため、一人では気づかなかった前提が見えます。

交代のルール

10〜20分ほどで役割を交代します。難しい場面だけ詳しい人がずっと入力すると、もう一人が観客になります。

交代時には次を共有します。

  • 今どこまで分かったか
  • 次に試すこと
  • 保留している疑問
  • テストの状態

うまくいかない兆候

  • 一人だけが話し続ける
  • ドライバーが指示どおり入力するだけ
  • 分からなくても進行を止められない
  • 速さを競っている
  • 休憩せず長時間続ける

ペア作業は集中力を使います。時間を区切り、一人で調べる時間も組み合わせます。

一人でも使える考え方

AIと作業する時にも役割分担を応用できます。自分がドライバーなら、AIには設計上の見落としやテスト観点を尋ねます。AIに実装案を出させる時は、自分がナビゲーターとして目的と制約を確認します。

参考リソース

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