JavaScript入門 #1 - 開発環境と実行方法

入門 | 10分 で読める | 2026.06.14

公式ドキュメント

このシリーズについて

「JavaScript入門」は1本1テーマで進む全20回の基礎シリーズです。第1回では、JavaScriptを書く前に必要な環境と、コードを実行する場所を整理します。

JavaScriptは、ブラウザでもNode.jsでも動きます。最初にこの違いを知っておくと、後で「同じJavaScriptなのに動く場所が違う」ことで迷いにくくなります。

今回確認すること

この記事では、学習用の最小構成だけを準備します。

確認するもの目的
ブラウザのConsoleすぐに1行のJavaScriptを試す
Node.jsターミナルでJavaScriptファイルを実行する
VS Codeファイルを書いて保存する

本番環境のビルド設定やフレームワークは扱いません。まずは、1つのファイルを確実に動かすことを優先します。

Step 1: ブラウザのConsoleを開く

このステップでは、インストールなしでJavaScriptを試せる場所を確認します。

Chrome、Edge、Firefoxなどのブラウザで任意のページを開き、開発者ツールのConsoleを表示します。

  • macOS: Cmd + Option + J
  • Windows/Linux: Ctrl + Shift + J

Consoleに次を入力してEnterを押します。

console.log("JavaScriptを始めます");

画面に同じ文字が表示されれば成功です。

ポイント: Consoleは実験場です。短い式やメソッドの動きを確認する場所として使います。

Step 2: Node.jsを確認する

Node.jsを使うと、ブラウザを開かずにターミナルからJavaScriptファイルを実行できます。

ターミナルで次を実行します。

node --version

v20.xv22.x のようなバージョンが表示されれば、Node.jsは利用できます。表示されない場合は、Node.js公式サイトからLTS版をインストールしてください。

npm --version

npm はNode.jsと一緒に入るパッケージ管理ツールです。入門の最初は深く使いませんが、後半でライブラリを使う時に必要になります。

Step 3: VS Codeで作業フォルダを作る

学習用フォルダを作り、VS Codeで開きます。

mkdir javascript-basic
cd javascript-basic
code .

code . が使えない場合は、VS Codeを起動して「File > Open Folder」から javascript-basic を開いてください。

Step 4: 最初のファイルを実行する

VS Codeで main.js を作り、次を書きます。

console.log("Node.jsで実行しました");

ターミナルで実行します。

node main.js

次のように表示されれば成功です。

Node.jsで実行しました

最初の目標は、エディタで書いたファイルをターミナルから実行できる状態にすることです。

ブラウザとNode.jsの違い

実行場所得意なこと使えないものの例
ブラウザ画面操作、DOM、クリックイベントNode.js専用のファイル操作
Node.jsCLI、サーバー、ファイル処理ブラウザの document

同じJavaScriptでも、実行場所によって使える機能が違います。入門前半はNode.jsでも確認できる文法を学び、後半でブラウザの画面操作に進みます。

よくあるエラー

エラーよくある原因確認する場所
node: command not foundNode.jsが未インストールNode.jsをインストールしたか
Cannot find moduleファイル名や場所が違うpwdls で現在地を確認
何も表示されないconsole.log を書いていないmain.js の保存状態

次のステップ

JavaScript入門 #2 - Hello Worldとconsole.log で、出力・コメント・実行の流れを確認します。

まとめ

JavaScriptは、ブラウザとNode.jsの両方で実行できます。最初はConsoleで短く試し、学習用ファイルはNode.jsで実行すると確認が簡単です。次回以降は、この環境を使って文法を1つずつ動かします。

参考リソース

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