今回やること
Pythonのリストは、順番のある複数の値を管理します。append() で1件追加し、remove() で値を削除し、sort() でリスト自体を並び替えます。
リストは、複数の値をまとめて扱うための基本です。
リスト操作を覚えると、買い物リスト、点数一覧、名前一覧などを扱えます。
今回は、追加、削除、並び替え、件数確認を練習します。
appendで追加する
tasks = ["英語", "数学"]
tasks.append("Python")
print(tasks)
append() は、リストの最後に値を追加します。
別のリストの要素を1件ずつ追加する場合は extend() を使います。append(["A", "B"]) はリスト自体を1件として追加するため、結果が異なります。
removeで削除する
tasks = ["英語", "数学", "Python"]
tasks.remove("数学")
print(tasks)
remove() は、指定した値を削除します。
sortで並び替える
scores = [80, 95, 60, 70]
scores.sort()
print(scores)
sort() は、リスト自体を並び替えます。
元のリストを残して新しい並びを作る場合は sorted(scores) を使います。scores = scores.sort() と書くと、sort() の戻り値である None が代入されるので注意してください。
lenで件数を見る
names = ["Ada", "Taro", "Mina"]
print(len(names))
len() は、リストの要素数を返します。
リストと辞書の導入は Python入門 #4 - リストと辞書 で、キー付きデータの操作は Pythonの辞書操作 で確認できます。リストの番号を使って繰り返す場合は Pythonのrangeとは へ進んでください。
よくあるエラー
| エラー | 原因 | 修正 |
|---|---|---|
ValueError | ない値を remove() した | 先に in で確認する |
IndexError | 存在しない番号を指定した | len() で件数を確認 |
None が入る | sort() の結果を代入した | scores.sort() だけにする |
練習
- 好きな科目リストを作る
append()で1つ追加するremove()で1つ削除する- 点数リストを昇順に並べる
次のステップ
名前と点数のような組み合わせは Pythonの辞書操作 が向いています。
変更しない並びや重複しない集合との違いは Pythonのタプルとセット で比較できます。