LANとWANの違い

入門 | 8分 で読める | 2026.06.16

公式ドキュメント

LANとWANは、ネットワークの広さや範囲を表す言葉です。家庭内や会社内のネットワークと、広い外部ネットワークを分けて考える時に使います。

一言でいうと

LANは家庭や会社などの近い範囲のネットワーク、WANは拠点や地域をまたぐ広い範囲のネットワークです。

比較表

項目LANWAN
範囲家庭、学校、会社、同一拠点拠点間、地域間、インターネット接続
管理者家庭や組織通信事業者や組織
よく見るIP192.168.x.x, 10.x.x.xグローバルIPなど
機器スイッチ、Wi-Fi AP、ルータールーター、回線、VPN、専用線

家庭内の例

PC / スマホ
  -> Wi-Fiルーター内のLAN
  -> 回線事業者のネットワーク
  -> インターネット

PCとスマホが同じWi-Fiにつながっている場合、それらは同じLAN内にいることが多いです。外部のWebサイトを見る時は、ルーターを通ってWAN側へ出ます。

LAN内通信とインターネット通信

通信
LAN内通信PCから家庭内プリンターへ接続する
LAN内通信スマホから同じWi-Fiの開発サーバーを見る
WAN側通信外部Webサイトを見る
WAN側通信クラウド上のAPIに接続する

LAN内ではプライベートIPを使うことが多く、インターネット側ではグローバルIPが関係します。

開発で関係する場面

ローカル開発サーバーを同じWi-Fi内のスマホで確認したい場合、LANの理解が必要です。

http://192.168.1.20:3000

この時、スマホから見る相手は localhost ではありません。スマホ自身ではなく、開発PCのLAN内IPアドレスへアクセスします。

よくある誤解

誤解実際
Wi-FiはインターネットそのものWi-FiはLANへ接続する手段です
LANにつながれば必ず外部サイトを見られるゲートウェイやDNS、回線側も必要です
localhostはLAN内の自分のPClocalhostはアクセスしている端末自身です
LANとWANは機器名ネットワークの範囲を表す言葉です

Wi-Fi接続、LAN接続、インターネット接続は同じ意味ではありません。

まとめ

LANは近い範囲のネットワーク、WANは広い範囲のネットワークです。Web開発では、localhost、LAN内IP、インターネット上のドメインを区別できると、開発サーバーやAPI接続の切り分けがしやすくなります。

参考リソース

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