wwwあり・なしを片方に統一する設定手順

入門 | 12分 で読める | 2026.06.16

公式ドキュメント

今回やること

この記事では、example.comwww.example.com のどちらかを正規URLに決め、もう片方からリダイレクトする流れを整理します。

wwwあり・なしは別URLなので、Webサイト公開時は正規URLを1つに決めて統一します。

前提条件

  • apexドメインとwwwサブドメインの両方を管理できる
  • ホスティングサービスに両方のドメインを登録できる
  • DNSレコードを編集できる
  • HTTPS証明書が両方で発行できる

例では、正規URLを https://www.example.com/ にします。

Step 1: 正規URLを決める

まず、どちらを正規URLにするか決めます。

正規URL
apexを正規にするhttps://example.com/
wwwを正規にするhttps://www.example.com/

途中で変えるとリンク、検索、分析に影響するため、公開前に決めます。

Step 2: 両方のDNSを設定する

正規側だけでなく、リダイレクト元側もDNSで到達できる必要があります。

例:

ホスト名種類
example.comA / ALIASホスティング指定値
www.example.comCNAMEホスティング指定値

どちらかのDNSがないと、リダイレクト処理に到達できません。

Step 3: ホスティング側に両方登録する

ホスティングサービスのドメイン設定で、両方を登録します。

example.com
www.example.com

片方だけ登録していると、未登録ドメインとしてエラーになる場合があります。

Step 4: HTTPS証明書を確認する

両方のURLをHTTPSで確認します。

curl -I https://example.com
curl -I https://www.example.com

証明書エラーが出る場合は、証明書の対象名に両方が含まれているか確認します。

Step 5: 301リダイレクトを設定する

apexからwwwへ統一する例です。

https://example.com/
  -> 301
https://www.example.com/

ホスティングサービス、CDN、Webサーバーのどこで設定するかは構成によって違います。

Step 6: canonicalを確認する

正規URL側のHTMLには、自分自身へのcanonicalを置きます。

<link rel="canonical" href="https://www.example.com/" />

canonicalはリダイレクトの代わりではありません。検索エンジンへ正規URLを伝える補助として使います。

Step 7: 確認する

curl -I https://example.com
curl -I https://www.example.com

期待例:

HTTP/2 301
location: https://www.example.com/
HTTP/2 200

リダイレクト元は301、正規URLは200になるのが基本です。

よくあるエラー

エラーよくある原因確認すること
リダイレクトループapexとwwwが互いに転送している転送ルール
証明書警告リダイレクト元の証明書がない両方のHTTPS
片方だけ404ホスティング側のドメイン登録漏れドメイン設定
canonicalが逆正規URLの指定ミスHTMLのhead

学習用と本番用の違い

学習ではどちらを正規にしても構いません。本番では、既存リンク、検索インデックス、SNS共有、広告URL、アクセス解析を確認してから統一します。

URL統一では、DNS、HTTPS、301、canonicalを同じ方向に揃えることが重要です。

まとめ

wwwあり・なしは別URLです。正規URLを決め、両方のDNSとHTTPSを用意し、リダイレクト元から正規URLへ301で転送します。canonicalは正規URLを検索エンジンへ伝える補助として使います。

参考リソース

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