Whyから考えるとは?技術選定の前に目的を決める

入門 | 4分 で読める | 2026.07.13

Whyから考えるとは

Whyから考えるとは、「何を使うか」より先に「なぜやるか」を考えることです。

技術選定では、流行しているからではなく、目的に合っているから選ぶことが重要です。

誰のため、何を解決、制約、技術候補、比較の順に、Whyから技術を選ぶ図

悪い技術選定

Next.jsが流行っているから使う。
AIが話題だから入れる。

これだけでは、目的とのつながりが弱いです。

良い技術選定

目的: 学習記録をスマホで見られるようにしたい。
選定: Webアプリとして公開しやすいのでNext.jsを使う。

なぜその技術が必要なのかが説明できます。

考える順番

  1. 誰のためか
  2. 何を解決するか
  3. どんな制約があるか
  4. どの技術が合うか
  5. 選ばなかった技術は何か

Who・Problem・Constraintから始める

Who: 文化祭の申込を集計する生徒会
Problem: 紙の転記に毎週2時間かかる
Constraint: 3週間、開発者1人、学校端末で利用
Why: 転記を減らし、申込状況を同じ画面で確認する

ここまで確認してから、Web form、共有sheet、専用appなどの候補を考えます。最初から特定frameworkを前提にしません。

成功例は、目的と制約を先に書き、最も小さく確認できる手段を選ぶことです。失敗例は「portfolioで目立つから」という理由だけで複雑な構成を選び、本来の締切に間に合わないことです。

Whyは目的を見つける問いです。最終的な技術選定理由では、候補、trade-off、選ばなかった理由、見直し条件まで説明します。 Whyが変われば、技術候補も見直します。

確認問題

「AIを使いたい」はWhyでしょうか。これは手段の候補です。誰のどんな問題を、なぜ今解決したいかを先に確認します。

目的と到達点の違いは目的と目標の違い、選定後の説明は技術選定理由とは?を参照してください。

まとめ

Whyから考えると、技術名だけのポートフォリオから抜け出せます。目的、制約、判断を説明できる技術選定を目指します。

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